「この道」のことを「このスジ」って言ってません(笑)?

もしそう言っているなら、あなたは関西人です!(笑)

それ、標準語ネイティブにとって、ちょっと違和感あるみたいです(笑)。

「このスジ」というと、〇〇〇屋さんをメージするようです。まあ、会話の流れで「そのスジ」の人に間違えるなんてありえませんが(笑)

例えば、お店の場所を説明する時に、「このスジを曲がって、まっすぐ行くと〇〇が見えますから・・・」の時に使う「スジ」。

言ってることはわかる。でも使わない。

標準語ネイティブに、普通は「この通り」とか「この道」って言うんじゃないの? って。ひょっとしたらそれって関西風かも・・・と思って調べてみました!

まずピンときたのが「御堂筋」
調べてみると大阪には、御堂筋、堺筋、谷町筋・・・「〇〇スジ」という道路があります。これ「南北」を走る道です。

そして、本町通、千日前通、中央大通・・・「〇〇通」という道路があります。これ「東西」を走る道です。

 筋 =南北
 通り=東西

でもよく調べると、京都には「筋」がない(汗)!大阪人的に言うと「またか〜京都は特別やからハイハイ!」

この「筋」と「通り」を名付けたのって、豊臣秀吉らしいですよ。
平安京や平城京は、唐を手本にしているのですが、秀吉が大阪の街を作ったのは、それとは違うようです。その後、江戸になって受け継がれなかったようです。

ところで、
英語にも、「Avenue」と「Street」があります。これ調べてビックリ!

 Avenue :南北を結ぶ道 → 筋
 Street   :東西を結ぶ道 → 通り

うお〜 もうちょっと調べると、さらに面白いことがわかるかも!

自分の常識は他人にとっては非常識。
狭い日本でも文化の違いがあって面白い。ここで何が正解かを求めるのはナンセンス!「違いを楽しむ」ことこそ、人生が豊かになるコツですね!