一般的には、お金の話をタブー視する家庭が多いですね。
一方お金に対する考え方は、お金持ちの家の帝王学として代々伝えられています。
昭和の日本は何も考えず真面目に働き、貯金をしていれば財産を築ける時代でした。
バブル崩壊後はゼロ金利政策が実施され、さらに最近はマイナス金利が導入されました。
マイナス金利が導入されると、銀行は間髪入れず、一斉に利子を下げました。ずいぶん前から準備していましたから。
その事実を受け入れたくないという人もいます。
また、子供の頃からの習慣で「とりあえず貯金」という人もいます。
現在の銀行の利子は、どれくらいだと思いますか?
その質問に答えることができる人はほとんどいません。
でも、覚えておいてくださいね。
現在の銀行の利子は、0.001%
これはどういうことか?
「100万円を1年預けて利子10円」という意味です。
土日のコンビニで出金すれば、216円の手数料がかかります。
この例から考えると、貯金して増えているつもりが実は減っている。
貯金するとお金持ちになるどころか、貧乏になっちゃうのです。
いよいよ「貯金貧乏」の時代になったのです。
さらに、定期預金を組んでいる人がいます。
定期預金とは、5年や10年長期間出金しないのと引き換えに、普通預金よりも高い利子が付くのが特徴です。
現在、定期預金と普通預金の利子は全く同じです。
にも関わらず、定期預金したいと言う人が絶えません。
それは単に、「知っている、知らない」という表面的な話ではありません。
その根底には、これまでと同じ行動をすることで安心を得たいという感情があります。
人はこれまでと同じことをすることで、安心を得ることができます。
しかし、環境が大きく変化している時代、現状維持していては退化します。
とはいうものの、
「変わらなくても良い」と思っている人も大勢います。
でも、そのような人がいるおかげで潤う業界もあります。
銀行が、執拗に定期預金や外貨預金をオススメしてくれます。
証券会社が、執拗に配当型の投資信託をオススメしてくれます。
あなたはその理由を考えたことがありますか?
さらに、
日本を食い物にしている海外ブローカーがいることも、知っておくべきでしょう。
急に「お金に対する知識を持ちなさい」と言われても・・・
いまさらそんな時間は割けないし、どうやって学べば良いかもわからない。
何事も、始めるのに遅いということはありません。
まずはあなた自身が、「お金の知識を身につける」と決める。
そこから始めてみませんか?