親から「お金は怖いもの」って言われた!
あなたも子供の頃、そんな風に言われたかもですね。
私たちは、お金の事は親から学びます。
親世代で最も大切だと考えられていたお金の常識は、
①借金するな!
②保証人になるな!
③貯金しろ!
という3つでした。
そのころの時代背景を考えると、借金せずにせっせと貯金するのが定番のゴールデンルールだったのです。
借金の金利は10%超えていましたから、極力借金しないのが良いに決まってます。
逆に、定期預金の利子は7%超え、10年預けるだけで簡単に2倍になる時代でした。
実は長い歴史を見ても、そのような恵まれた時代は、高度経済成長時代しかありません。
高度成長期を過ごした人たちは、そんな特別な時代を過ごしてきたのです。
そんな世代から、子供の頃からお金の価値観を刷り込まれてきました。
あなたがまじめな人で、その時の価値観を引きずって今を過ごしていたとしたら・・・
もし今だに、
・お金のことは考えるな
・しっかり貯めれば将来は安泰
・額に汗して働きさえすればいい
そんな価値観を引きずっているとしたら・・・なかなか報われません。
まずは、親世代が最善だと信じたお金の価値観を授けてくれたことに感謝ですね。
でも、その価値観は現在では通用しないことは、うすうす気付いているはずです。
今となっては、どれだけ頑張って貯金したところで、あなたのお金は増えませんよ。
「まじめに働いて貯金する」
それは、世界に誇る日本人のすばらしい特性です。
しかし、常識的にまじめに生きようとする人たちはソンしますよ。
お金の知識と知恵を身に着けて行動しない限り、永遠にソンし続けるのです。
あなたは大丈夫?
あなたが、それに該当するかしないか?それは1つの質問で確認できます。
では質問です。
「あなたの銀行の利子はどれくらいですか?」
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即答できましたか?
答え:「ほとんど利子は付かない」
でもその中で「0.001%」と即答できる人はほとんどいません。
さらに言うと、
「0.001%の利子がどういうことか?」を具体的に把握している人はほぼいません。
「0.001%の利子がどういうことか?」というと、100万円を1年間塩漬けにして10円の利子。
「子供銀行か!」って突っ込みたくなります(笑)
「ガキの使いじゃあるまいし!」って本気で腹を立てるトコですよ(笑)!
マイナス金利は預金者には適用されません。それはその通り。
でも、
コンビニのATMで引き出すと108円の手数料。
土日に出金すると216円の手数料がかかります。
マイナス金利は預金者は関係ありません。
でも「手数料でマイナス」ってことになってるかもしれません。
まじめな人が報われる。
残念ながらそんな時代は終わってしまいました。
今は「知恵を使う人が報われる時代」です。
あなたが、お金に対して知恵を使って、報われる人生であることを祈ります。