今は仕事を10年後は投資家を

40歳、ずっと好きな仕事に励む自分でいたい。

40代B氏

私も主人も、どちらかといえば仕事が趣味というタイプ。一人娘は小学校から小・中・高一貫の有名女子校の中等部に通っています。
夫婦二人でそれなりの収入はあるのでお金に困ることはありませんが、子どもにもまだまだお金がかかるし、これから先も今のようにバリバリ働ける保証もありません。老後も見据えて、そろそろ準備を始めたほうがいいと思っているのですが……。

光岡

一般的に、40代はキャッシュがない世代。子どもにもお金がかかりますし、本人たちも働き盛りで何かと物入りです。
入ってくるフローも大きいけれど、出ていくフローも大きいからキャッシュがなかなか残らない。それが、“リアルな40代像”だと思います。

そんな40代は、「今はお金の使いどき」と割り切ることも重要です。
その上で、少額の積み立てをしていくのがおすすめです。

60代になるまでに20年はありますから、それなりにまとまった金額になります。そうなれば次のステージになったときにベースになるものができ、勇気になると思います。

40代B氏

私は貯金を続けてもお金は増えないし、やはり老後のためには投資を考えたほうが良いと思っていて、少し勉強を始めたんです。
じつは、光岡さんのメルマガも登録して拝見していて……。夫は面倒臭いから嫌だと言うので、まずは私の収入の範囲で挑戦してみようと思っています。

光岡

Bさんの収入の範囲でやるというのは、一つの方法ですね。

40代B氏

でも、主人が投資にはまったく興味がないので、なかなか相談する相手がいなくって……。

光岡

相談相手というか、共に学ぶ相手がいるということは、じつはとても大切なんですね。僕は一般の人たちよりも投資に詳しいかもしれませんが、それでも知らないことは山ほどあります。ですから、いつも共に学ぶスタンスで皆さんとお話をしています。

例えば

Bさんが「いいな」と思っているものと僕が「いいな」と思っているものは、必ずしも一緒ではないと思うんです。それでもお互いに認め合って、「Bさんが言っていることも一理あるから、今回はそっちに乗ってみようかな」ということがあったりしてもいい。そういう関係性がいいな、と僕は思っています、

お互いに持っている情報を共有しながら、同じ投資家という目線で話せる相手。生徒と先生の関係ではない。
一緒に成長していくことができる話し相手でありたいと思っています。